【パーソナルトレーニング、いつまで続けるべき?】あなたにとっての“卒業ライン”とは
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2025 / 07 / 09
最終更新日:2025年7月12日
皆さんこんにちは!BEYOND湘南台店トレーナーの松竹です!
パーソナルトレーニングに通い始めたけれど、「いつまで通えばいいの?」と悩む方も少なくありません。明確なゴールがある人もいれば、なんとなく始めたという人もいるでしょう。
しかし、自己流のトレーニングに戻るタイミングを見誤ると、これまでの努力が無駄になってしまうことも…。今回は、パーソナルトレーニングを続ける目安と、卒業のベストなタイミングについて解説します。
目安は“最低1年”。身体づくりの基礎が完成するまで
パーソナルトレーニングの本当の効果を実感するには、少なくとも1年は継続するのがおすすめです。これは一時的なダイエットや筋力アップではなく、長期的に見た「体の土台づくり」を目指すためです。
正しいフォームや姿勢を覚えるのに時間がかかる
トレーニングは「重さ」や「回数」よりも、「正しいフォーム」が何よりも大切です。自己流では気づけない身体の癖や左右差を修正しながら、安全に効果的に鍛えていくには時間がかかります。
正しいフォームや姿勢を覚えるのに時間がかかるのは、筋肉の動かし方や身体の感覚が自分でまだうまくつかめていないからです。トレーニングでは「どの筋肉を使っているか」を意識して動かすことがとても大切ですが、初心者のうちはその感覚が曖昧で、身体を思った通りに動かすことが難しい状態です。
また、日常生活のクセや姿勢の歪みも影響します。たとえば猫背が習慣になっている人がスクワットをしても、自然と背中が丸まってしまったり、体重が前に乗りすぎてしまうことがよくあります。これを修正するには、まず正しい姿勢や関節の位置を「理解」し、それを身体で「再現」できるようにする必要があります。
さらに、フォームの習得には筋力や柔軟性の発達も関係しています。体が硬すぎたり筋力が足りなかったりすると、そもそも正しいフォームを取りたくても物理的にできないということもあります。そのため、時間をかけて土台となる筋肉や可動域を整えながら、繰り返し練習することが欠かせません。
つまり、正しいフォームを身につけるには「知識・感覚・身体機能」のすべてを徐々に一致させていく必要があり、これにはやはり数週間ではなく、数ヶ月〜1年単位の積み重ねが必要になるのです。
「基礎代謝が上がるには数ヶ月〜1年かかる」
筋肉量を増やして基礎代謝を高めるには、一定の時間が必要です。
体質改善や太りにくい身体づくりは、短期間では実現しにくいのが現実です。
基礎代謝が上がるまでに数ヶ月〜1年かかるのは、筋肉量を増やすのに時間がかかるからです。
基礎代謝は、何もしていなくても消費されるエネルギーのことで、その多くは筋肉の活動に使われます。つまり、筋肉量が増えれば代謝も上がりますが、筋肉は一朝一夕にはつきません。
特に初心者は、最初の数ヶ月で神経系(筋肉の動かし方)に慣れる期間があり、その後ようやく本格的な筋肥大が始まります。しかも筋肉は1ヶ月で数百グラムずつしか増えないことも多いため、代謝をしっかり上げるには最低でも数ヶ月、しっかり土台を作るには1年以上かかることも珍しくありません。
だからこそ、継続が大事なんです。
「習慣化には長い目で見たサポートが必要」
1〜2ヶ月でモチベーションが落ちてしまう人も多い中、長期的な目線でサポートしてくれるトレーナーの存在はとても大きいです。習慣になるまでには半年以上かかる人もいます。
習慣化に半年以上かかる理由は、人の「行動パターン」が脳に定着するまでにある程度の時間と反復が必要だからです。
最初は「やらなきゃ」と意識して行動していても、それが無意識レベルで“当たり前”になるまでには個人差がありますが、一般的に約66日〜半年以上かかるとされています。
特にトレーニングは、生活スタイルの見直しや時間の確保が必要なので、習慣として定着するまで時間がかかりやすいのです。
また、最初のうちは筋肉痛や成果の出にくさからモチベーションが下がることも多いため、その期間を乗り越えるための長期的なサポートが重要になります。
トレーナーがいることで、気持ちの波や疑問をクリアにしながら継続しやすくなるんです。
どこまでできたら“卒業”できる?
卒業のタイミングは人によって異なりますが、以下のような状態が目安になります。
筋トレの原理原則や、目的に合ったメニューの組み方を理解できている状態であれば、パーソナルトレーニングを卒業しても、効果的なトレーニングを継続できるでしょう。
「正しいフォームが自然と取れるようになったとき」
鏡がなくても、動画を撮らなくても、ある程度正しいフォームで動けるようになっていれば、自分で安全にトレーニングできる段階です。
正しいフォームが自然と取れるようになるには、「動作の感覚」が自分の中にしっかり定着している必要があります。
これは、最初は鏡で確認したり、動画を見返したり、トレーナーに修正してもらいながら、繰り返し練習する中で少しずつ身についていきます。
フォームを自分で感じ取れるようになるためには、筋肉の使い方・関節の角度・呼吸のタイミングなど、細かいポイントを身体に覚えさせる時間が必要です。そしてそれを無意識に近いレベルで再現できるようになったとき、初めて「自然と取れる」状態になります。
この段階に達していれば、ジムの外でも安全にトレーニングを継続できる準備が整ったと言えます。だからこそ、焦らずに時間をかけて習得することが大切です。
「自分でメニューを組み立てられるようになったとき」
卒業の目安になるのは、単に“知識”があるだけではなく、その知識を現場で応用できるレベルにまで落とし込めているかが重要だからです。
トレーニングの原理原則——例えば「漸進性」「過負荷」「特異性」などを理解し、それを「今の自分の体調や目的」に合わせて使い分けられる状態であれば、トレーナーの手を離れても効果的なトレーニングが可能です。
つまり、「今日はどの部位を、どう鍛えるべきか」「このフォームが崩れてきたら、どこを修正するべきか」といった判断が自分でできる状態こそ、本当の意味で“自立”していると言えます。ここまで来るには最低でも半年〜1年以上の積み重ねが必要なことが多く、その間にトレーナーと対話しながら経験を深めていくことが、パーソナルトレーニングの価値でもあります。
食事管理の意識が自走できるようになったとき
「何を食べればよいか」「どれくらい食べればよいか」などを自分で考え、継続できる力がついた時も、卒業のサインです。
食事管理を自分で継続できるようになるには、「ただ知っている」だけでなく、「自分の体や生活に合わせて判断できる力」が必要です。
たとえば、「タンパク質は大切」と知っていても、忙しい平日にコンビニで何を選ぶか、外食時にどう調整するか、体重が増えたときに何を減らすべきか——こうした“応用力”はすぐには身につきません。さらに、感情やストレスに流されずにバランスを取り続けるには、自分の「食習慣」を理解し、軌道修正する習慣も必要です。
このような力を身につけるには、最低でも数ヶ月〜1年程度、トレーナーとともに試行錯誤を重ねることが大切です。その経験を通じて、知識が“行動として身についたとき”が、卒業の一つのサインと言えます。
卒業したあとも“自分の体に責任を持ち続ける”意識を
パーソナルトレーニングを卒業することは、ゴールではなく新たなスタート。卒業後こそ、本当に自分の体に責任を持って行動することが求められます。
定期的なチェックインを活用しよう
卒業しても、月に1回のパーソナルセッションや測定、フォームチェックなどを活用すれば、モチベーションや精度を保つことができます。
月に1回のパーソナルセッションや測定を取り入れることで、自分では気づけない小さなズレやクセをプロの目で客観的に確認できます。
トレーニングに慣れてくると、自分の感覚だけでフォームや負荷を判断しがちですが、時間の経過とともに姿勢が崩れていたり、効かせたい筋肉にうまく刺激が入っていなかったりすることもあります。
そこで、定期的なチェックインを設けると、今のトレーニングの方向性が合っているかを確認でき、修正点があれば早い段階で軌道修正できます。
また、体組成の測定などを通じて目に見える進捗を実感できると、気持ちが引き締まり、継続へのモチベーションも維持しやすくなります。
卒業後もこうした“点検”の時間を持つことが、長期的に成果を出し続けるためには非常に有効です。
モチベーションの波を理解しておく
やる気が出ない時期は誰にでもあります。
そんな時こそ、過去の記録や体の変化を見返してみましょう。自分で乗り越える経験も大切です。
モチベーションには必ず波があります。
人は感情の生き物なので、常に「やる気満々」でいられるわけではありません。
仕事が忙しかったり、体調が優れなかったり、なんとなく気分が乗らないこともあるでしょう。
そういうときに「やる気がない自分はダメだ」と思ってしまうと、かえって継続が難しくなります。
大切なのは、その波を前提に行動を設計することです。
例えば、過去のトレーニング記録やビフォーアフターの写真を見返すと、自分がどれだけ変化してきたかを客観的に確認できます。
それは「やってきた努力は間違ってなかった」と自信をくれます。
そして一度「やる気がなくても体を動かす習慣」が身についていれば、気分に左右されず継続できる軸になります。
モチベーションが高い時だけ頑張るのではなく、低い時をどう乗り越えるか。
そこに本当の継続力があるのです。
「学びを“再確認”する場としてジムを使う」
卒業後に新たな目標ができたら、再度パーソナルトレーニングを活用するのもOK。
自分の成長ステージに合わせた活用が理想です。
パーソナルトレーニングを卒業したあとも、ジムは「学びを再確認する場」として活用できます。
これは、いったん身につけたフォームやトレーニング知識が、時間とともに曖昧になったり、自己流に戻ってしまったりすることがあるからです。
そんなとき、改めてパーソナルを受けることで「自分のやり方は合っていたか」「もっと効率のいい方法はないか」といった点を見直すことができます。
また、人の体は常に変化しているため、過去に合っていた方法が今の体には合わないこともあります。
トレーナーの視点で自分の現状を再評価してもらうことで、必要な修正やステップアップのヒントが得られます。
こうした“学び直し”の機会としてジムを活用することで、ただ続けるのではなく、成長を実感しながらトレーニングを継続していけるのです。
【まとめ】
パーソナルトレーニングの卒業タイミングは人それぞれですが、「最低でも1年」は継続することを強くおすすめします。正しいフォーム、筋力、食事習慣など、全てを自分で管理できるようになるには時間がかかります。
その1年の積み重ねこそが、“一生モノの財産”になります。BEYOND湘南台では、長期的にあなたの成長をサポートし、自立までの道のりを一緒に歩んでいきます。まずは自分の状態を知るところから、気軽にご相談ください!
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【名前】
松竹望歩
【保有資格】
NSCA-cpt
【award】
大会複数優勝経験あり