飲み会続きでも太らない!科学的に正しい「アルコール代謝」を助ける飲み方と翌日のリカバリー術
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2025 / 12 / 10
最終更新日:2025年12月10日
「飲み会が続くと必ず太ってしまう…」「お酒を飲むとダイエットが台無しになる…」そんな悩みを抱えていませんか?
実は、お酒そのものが直接脂肪になるわけではなく、問題はアルコールの代謝過程で脂肪燃焼が抑制されることと、お酒と一緒に食べる高カロリーな食事にあります。
つまり、正しい知識さえあれば、飲み会を楽しみながら体型を維持することは十分可能です!
飲み会が多い方でも、この方法を実践すれば体重増加を最小限に抑えることができますよ!
1. アルコールが体に与える影響を科学的に理解する

お酒を飲むと太るメカニズムを正しく理解することで、効果的な対策を立てることができて、多くの人が誤解しているのですが、アルコール自体のカロリーは実は脂肪として蓄積されにくいです。
本当の問題は、アルコールが体内で優先的に代謝されることで他の栄養素の代謝が後回しになり、その間に摂取した糖質や脂質が脂肪として蓄積されやすくなることにあります。
このメカニズムを理解することが、飲み会で太らないための第一歩です!
アルコール代謝の優先順位が太る原因
アルコールは体にとって毒素として認識されるため、肝臓は他の代謝を一時停止してでもアルコールの分解を最優先します!
この間、通常なら燃焼されるはずの糖質や脂質がエネルギーとして使われず、脂肪として蓄積されてしまい、アルコールの代謝には大量のビタミンB群が消費されるため、糖質や脂質の代謝に必要な栄養素が不足してしまいます。
これが飲み会後に太りやすくなる大きな原因で、単にカロリーオーバーだけが問題ではないということです。
研究によると、アルコールを摂取すると脂肪燃焼率が最大で73%も低下することが分かっていて、お酒を飲んでいる間は体脂肪がほとんど燃えない状態になっているため、その時に食べたものが脂肪として蓄積されやすいです。
空腹感と食欲増進のメカニズム
アルコールには食欲を増進させる作用があり、これが飲み会での食べ過ぎの原因になります。
特に血糖値が下がると、脳は「エネルギー不足だ」と判断して強い食欲を引き起こし、揚げ物やラーメンなどの高カロリー食品が無性に欲しくなってしまいます!
また、アルコールは判断力を低下させるため、普段なら我慢できることも「今日くらいいいか」という気持ちになりやすく、シメのラーメンや帰宅後の夜食など、理性的には避けるべき選択をしてしまいがちです。
あるクライアントさんは「飲み会では食べる量を控えていたのに、帰りにコンビニでお菓子を買ってしまっていました」とおっしゃっていました。
これは典型的なアルコールによる判断力低下と血糖値の乱れが原因の可能性があります!
脱水症状が代謝を低下させる
アルコールには利尿作用があるため、飲めば飲むほど体内の水分が失われていきます。
脱水状態になると血液がドロドロになり、栄養素や酸素の運搬が滞って代謝が低下してしまうため、さらに太りやすい状態になってしまいます!
また、脱水は翌日の二日酔いの原因にもなり、頭痛や吐き気で運動ができなくなったり、食欲が乱れて結局高カロリーなものを食べてしまったりと、悪循環を生み出します。
水分補給はアルコール対策の基本中の基本です!
2. 太らないための科学的に正しい飲み方

アルコールの影響を理解したら、次は具体的な対策です!
飲み会前、飲み会中、飲み会後のそれぞれのタイミングで適切な行動を取ることで、体重増加を最小限に抑えることができます。
完璧を目指す必要はありませんが、これから紹介するテクニックのうち2〜3個でも実践するだけで、大きな違いが生まれるので、できることから取り入れてみてください!
飲み会前の準備が成功を左右する
空腹状態でお酒を飲むと、アルコールの吸収が早くなり酔いやすくなるだけでなく、血糖値が乱高下して食欲が暴走しやすくなります。
そのため、飲み会の1〜2時間前に軽く食事をしておくことが重要なです!
おすすめは、おにぎり1個とヨーグルト、またはバナナとプロテインドリンクなど、炭水化物とタンパク質を組み合わせた軽食で、これにより胃に食べ物のクッションができ、アルコールの吸収が緩やかになり、飲み会での食べ過ぎも防げます!
また、飲み会前に水をコップ2杯程度飲んでおくことで、体内の水分量を確保しておくことも効果的で、脱水予防になるだけでなく満腹感も得られるため、飲み会での過食を防ぐことができますよ!
賢いお酒とおつまみの選び方
お酒の種類によってカロリーや糖質が大きく異なるため、選び方が重要です!
蒸留酒である焼酎、ウイスキー、ウォッカなどは糖質がゼロなので、ダイエット中でも比較的安心して飲むことができますよ!
逆に避けたいのは、ビール、日本酒、甘いカクテル、梅酒などの醸造酒や混成酒で、これらは糖質が多く含まれているため、飲めば飲むほど太りやすくなり、どうしてもビールが飲みたい場合は、最初の1杯だけにしてその後は糖質ゼロのハイボールや焼酎に切り替えることをおすすめします!
おつまみは、タンパク質が豊富で脂質が少ないものを選ぶことがポイントで、枝豆、冷奴、刺身、焼き鳥(塩)、サラダなどが理想的です!
揚げ物、ピザ、パスタなどの高カロリーメニューは避け、どうしても食べたい場合は少量をみんなでシェアする程度にとどめましょう!
水分補給とペース配分のテクニック
お酒と水を1対1の割合で飲むことが、太らないための黄金ルールです!
お酒を1杯飲んだら、次は水やお茶を1杯飲むというペースを守ることで、アルコールの摂取量を自然と減らしながら、脱水も防ぐことができますよ!
また、飲むペースをゆっくりにすることも重要で、一気に飲むと肝臓の処理能力を超えてしまい、アルコールが体内に長時間留まって脂肪燃焼が抑制される時間が延びてしまうので、グラスを置いて会話を楽しむ時間を増やすことで、自然とペースダウンできますよ!
炭酸水で割ることもおすすめで、ハイボールや焼酎の炭酸割りなら、炭酸でお腹が膨れて満腹感が得られやすく、飲む量も食べる量も自然と減らすことができます!
炭酸の刺激で飲んだ気にもなりやすいため、満足感も高いです!
3. 翌日の科学的リカバリー術

どんなに気をつけていても、飲み会で食べ過ぎ飲み過ぎてしまうことはあります!
大切なのは、翌日にしっかりリカバリーして、ダメージを最小限に抑えることです。
翌日の行動次第で、飲み会の影響を半分以下に抑えることも可能なので、諦めずに対策を実行してください。
ここで紹介する方法は、二日酔いの症状を和らげる効果もあるので一石二鳥ですよ!
朝の水分とビタミン補給で代謝復活
起床後すぐに、常温の水をコップ2杯程度飲むことで、脱水状態を改善し、代謝機能を回復させることができます!
冷たい水は胃腸に負担をかけるため、常温か白湯がおすすめで、レモン汁を少し加えるとビタミンCも補給できて効果的ですよ!
朝食は必ず食べることが重要で、アルコール代謝で消耗したビタミンB群を補給するために、納豆、卵、玄米、バナナなどのビタミンB群が豊富な食品を取り入れてみてください!
タンパク質もしっかり摂ることで、肝臓の回復を助けることができますよ!
また、トマトジュースやグレープフルーツジュースなど、抗酸化物質が豊富な飲み物も肝臓の回復を助けてくれますが、糖分が多いジュースは避けて100%果汁のものを選ぶか、生のフルーツを食べる方が良いですよ!
軽い運動で代謝をリセット
二日酔いで体調が悪い時は無理する必要はありませんが、軽く体を動かせる状態であれば、20〜30分程度のウォーキングやストレッチを行うことで、血流が改善されて代謝が回復しやすくなります。
運動することでアルコールの分解産物であるアセトアルデヒドの排出も促進され、二日酔いの症状も早く回復しますので激しい運動は逆効果なので、心地よいと感じる程度の軽い運動にとどめることがポイントです。
また、汗をかくことで体内の老廃物も排出されるため、軽い運動の後にシャワーを浴びることで、さらにスッキリした気分になれますが、脱水状態が悪化しないように、運動中と運動後は十分に水分補給をしてください。
昼食と夕食での調整方法
飲み会翌日の食事は、野菜とタンパク質を中心とした軽めのメニューにすることで、前日のカロリーオーバーを調整できますよ!
炭水化物は控えめにし、食物繊維が豊富な野菜をたっぷり摂ることで、腸内環境も整えることができます!
昼食は、サラダにグリルチキンを乗せたもの、野菜たっぷりのスープ、刺身定食(ご飯少なめ)などがおすすめで、夕食も同様に、焼き魚と野菜の煮物、豆腐ハンバーグとサラダなど、消化に良く栄養バランスの取れたメニューを選びましょう!
ただし、極端な食事制限は避けてください。前日のカロリーオーバーを一日で帳消しにしようとすると、かえってストレスが溜まったり、栄養不足で代謝が落ちたりしてしまいますので2〜3日かけてゆっくり調整する気持ちで臨むことが、長期的な成功につながりますよ!
よくある質問(Q&A)
Q1. お酒を飲む日は運動しない方がいいですか?
A: 飲酒前の運動は問題ありませんが、飲酒後の運動は避けてください。
アルコールが体内に残っている状態での運動は、脱水を悪化させたり、心臓に負担をかけたりするリスクがあります。飲み会がある日は、午前中や夕方早めに運動を済ませておくのがおすすめです。
Q2. ウコンやサプリメントは本当に効果がありますか?
A: ウコンに含まれるクルクミンには肝機能をサポートする効果があることが研究で示されていますが、過信は禁物です。
サプリメントはあくまで補助的なもので、基本は適量のお酒と水分補給、バランスの取れた食事です。
Q3. 週に何回までなら飲んでも大丈夫ですか?
A: 個人差はありますが、ダイエット中であれば週1〜2回程度が理想的です。
ただし、この記事で紹介した方法を実践すれば、週3回程度の飲み会があっても体重増加を最小限に抑えることは可能ですが、大切なのは量と質のコントロールです!
Q4. 飲み会の翌日に体重が増えていたら、もうダメですか?
A: 全く心配いりません!
飲み会翌日の体重増加のほとんどは水分とむくみです!
適切にリカバリーすれば2〜3日で元に戻るので、焦って極端な食事制限をせず、この記事のリカバリー術を実践してください。
まとめ:賢く飲めば、飲み会も怖くない!
飲み会で太るのは避けられない運命ではありません。アルコール代謝のメカニズムを理解し、科学的に正しい対策を取ることで、飲み会を楽しみながら体型を維持することは十分可能なんです。
飲み会前の軽食と水分補給、飲み会中は糖質の少ないお酒とタンパク質豊富なおつまみを選び、水と交互に飲むペース配分、そして翌日のしっかりしたリカバリーという3ステップを実践することで、飲み会のダメージを最小限に抑えることができますよ!
完璧を目指す必要はなく、できることから一つずつ取り入れていくことが大切です!
「飲み会があるからダイエットは無理」と諦めるのではなく、賢く付き合うことで、仕事やプライベートの楽しみも、理想の体型も、両方手に入れることができますよ!
あなたが飲み会を楽しみながら、健康的な体型を維持できることを心から応援しています!
よくある質問(Q&A)

Q1. 年末年始で増えた体重は、すぐに戻せますか?
A: 増えたばかりの体重なら、1〜2週間の食事調整と運動で元に戻すことは十分可能です。
ただし、放置すると脂肪として定着してしまうため、年明けすぐに対策を始めることが重要で。この記事の方法を実践すれば、そもそも大幅な増加を防げますよ!
Q2. 忘年会やパーティーで食べるものの選び方は?
A: タンパク質を中心に選び、揚げ物や炭水化物は控えめにすることがポイントです。
お刺身、焼き鳥(タレより塩)、サラダ、枝豆などがおすすめで、お酒も糖質の少ない焼酎やハイボールを選ぶと良いですよ!
Q3. 年末年始は全く運動できないのですが…
A: 完璧な運動ができなくても大丈夫です。
家の中でのストレッチ、初詣での長めの散歩、階段の上り下りなど、日常的な動作を意識的に増やすだけでも効果があり、10分でも体を動かすことが大切です!
Q4. 12月からでは遅いですか?
A: 全く遅くありません!むしろ今から始めることで、年末年始までに十分な準備ができます。
筋肉量を増やし、運動習慣を確立できるので、今すぐ始めることをおすすめします!
まとめ
年末年始太りは、事前の対策次第で大きく防ぐことができます!
12月から筋トレと有酸素運動で体づくりを始め、基礎代謝を高めておくことで、多少食べ過ぎても太りにくい体質を作ることができますよ!
イベント期間中は完璧を目指さず、食事会の前後で調整する、お正月の誘惑対策をする、生活リズムを崩さないなど、賢い過ごし方を実践することで、楽しみながら体重増加を最小限に抑えることができます!
大切なのは「我慢する」ことではなく、「賢く楽しむ」ことです。
食べることを我慢してストレスを溜めるよりも、しっかり対策をした上で楽しむ方が、長期的に見れば成功につながります!
今年こそ「年末年始太り」とは無縁の新年を迎えませんか?12月から準備を始めることで、年明けに後悔することなく、理想の体型をキープしたまま新しい年をスタートできます。
あなたの年末年始が、楽しくて健康的なものになることを心から応援しています!
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【名前】松竹望歩
【保有資格】NSCA-cpt
【award】大会複数優勝経験あり

